愛に形があるのならば【解説付きver.】
愛に形があるのなら、そこに駆けつけ抱きしめよう
愛に薫りがあるのなら、心ゆくまで味わおう
愛に命があるのなら、その死を知って、なお後も
忘れることができるだろうか。
あなたと言う名の愛に恋して
過ごした日々を弔いながら。
【解説】***************************************************************************
これは、ある愛を失った女性の、
形の無い愛と言うものへのオマージュです。
そこに居る彼には、彼女は逢いには行けない。
だけれど、愛と言う「想い」が形でありさえあれば、
彼女の両腕の中に抱き、抱きしめることも叶うでしょう。
愛が「薫り」と言うもののように存在していれば、
彼女のすぐ傍に置いて慈しむことも可能でしょう。
しかしこのような愛には「命」のように、いつかは果てて終わる時が来て、
彼女は哀しみに暮れなければなりません。
このような愛は、彼女の立場からみれば、かなしいかな「恋」でしかないのです。
彼女はその想いを抱えながら、いつか傷が癒やされる日が来るまで、
弔いの日々を送らなければならないでしょう。。。
(ここに添えた絵は、「祈りのマリア像」と言う、私の絵画の1部分のアップです。
マリア様からの救いが彼女にもたらされますように、との願いから
ここに載せてみました)
4コメント
2015.04.19 16:00
2015.04.19 15:04
2015.04.19 13:55