癒しの水彩画を描くまで

ゆり呼こと渡邉裕美(ひろみ)が微笑みと救いの存在としての菩薩様やマリア様などの絵ばかり描くようになったこと、それは大学時代のショックな経験を経たことにさかのぼります。その事件はどうしようもない辛さを私にあたえましたがその責任の一端が私自身にもあったため、誰にも明かせず、告げられず、ずっと1人で悩み続けることになりました。。。

また、死に直面する重症筋無力症という難病にも罹ったため、人生に絶望しましたが、治療に成功して社会復帰出来て後、「こんな私のように辛い想いをする人を救いたい」と言う想いを持つようになりました。

二回目の個展を行う時に瞑想で得たテーマにより、自分自身の経験を糧とし、誰かのために役立てようと水彩抽象を描くことでヒーリングアートの制作も行うように。そういった絵は「優しい」「癒される」と評判を得るようになりました。

その後、新しくネットで知り合った人たちに、随分と優しくしてもらえるようになりました。そうして、微笑みこそが温かく、ひとを癒すもので、そうした人たちのお蔭で私自身も微笑めるようになり、微笑みの絵を描くようになりました。

そして、それらの微笑みの絵が、みんなに「癒される」「ほっとする」といってもらえることが私の最大の喜びともなりました。